愛知牧場 (愛知県日進市)


名古屋からすぐ近くの牧場へGO

乳牛型のベンチに座って自撮り写真など。後ろは引き馬体験のトラックと、三角屋根のクラブハウス
乳牛型のベンチに座って自撮り写真など。後ろは引き馬体験のトラックと、三角屋根のクラブハウス

愛知牧場(あいちぼくじょう)は、愛知兄弟社が経営する愛知県日進市にある牧場。牛舎や馬小屋、牛乳工場などのほか、敷地内にパターゴルフやバーベキューガーデン、どうぶつ広場、ジェラートハウス、そして季節の花畑など様々な施設があり、一般客も楽しめる観光スポットとなっています。入場するだけなら無料でOKということで、土日などはたくさんの来場者で賑わっていますが、ライダーだって牛や馬を間近で見れたり、丘いっぱいに広がる季節の花畑の中を歩けたりするのは新鮮な体験。名古屋からすぐ近くだし、ちょっとバイクで出かけてみるのもアリです。


おすすめコース

名古屋からなら、まずは名古屋IC付近から力石名古屋線を東進して長久手市に進み、古戦場南交差点で右折。すぐに日進市に入り北新町交差点に突き当たるので、ここを右折して県道233で南下。そして3.5kmほど先の米野木東交差点で左折して、その先の五反田交差点を右折すれば1.8kmほどで愛知牧場に到着。愛知牧場は東名高速道路の東郷PAの隣りなので、マップで見当をつけて探せばすぐに分かるはず。名古屋IC付近から下道で片道約10kmの超ショートコース。


愛知牧場はもうすぐ。郊外らしい風景が広がる
愛知牧場はもうすぐ。郊外らしい風景が広がる

ツーリング気分を味わう間もなく

長久手市から南下し、日進市に入ると辺りは広々とした郊外の風景に・・・。ようやくツーリング気分になってきますが、愛知牧場はもうすぐそこです。愛知牧場は名古屋の街のすぐ近くで牛や馬などに触れ合える知る人ぞ知る観光スポット。土日や祝日、そして大型連休などは、子供連れのファミリー客などでいっぱいになります。混雑するのが嫌なライダーは平日の方がいいかも。なお、毎週火曜日が定休日です。

県道脇の看板を目印に左折
県道脇の看板を目印に左折

嬉しいバイクの駐輪無料

県道に大きな看板が出ているので牧場入口を見逃すことはないはず。天気の良い休日などは駐車待ちの車が並んでいることもありますが、駐車場がたくさんあるのですぐに渋滞は解消されます。まずは東名高速道路の高架下を潜って進み、係員の指示に従ってバイクを駐輪場へ。ちなみに、クルマだと月土日や祝日・連休などに500円〜1000円の駐車料金が必要ですが、バイクはいつでも駐輪無料。愛知牧場は入場も無料なので、公園感覚で気軽に訪れることが出来ます。

駐輪場にバイクを停めて散策開始
駐輪場にバイクを停めて散策開始

牛や馬の餌やり体験など

バイクを停めたら、さっそく牧場内を散策。敷地内にはパターゴルフやバーベキューガーデンなどもありますが、ライダーとしては普段あまり接することのない牛や馬と触れ合って楽しんでみます。餌代として100円を箱に入れてポニーにニンジンをあげてみたり、子牛に牧草を食べさせる体験(200円)をしてみたり・・・。興味があれば、300円を支払ってどうぶつ広場でヒツジなどと触れ合ってみるのも貴重な体験です。時間があれば、引き馬体験(1,200円)でサラブレッドの背に乗ってみるのも記念になりそう。


愛知牧場で見つけた
牧場の牛乳で作られたジェラート(420円)が人気
牧場の牛乳で作られたジェラート(420円)が人気


鉄馬ならぬ本物のサラブレッドに乗ってトラックを1周する引き馬体験も
鉄馬ならぬ本物のサラブレッドに乗ってトラックを1周する引き馬体験も

季節の花畑や、東郷PAでツーリング気分も

愛知牧場の丘には季節の花畑(入場料100円)があるので、こちらもチェック。今の時期だと菜の花畑が広がっていてSNS映えする写真が撮れます。ちなみに季節の花畑はこのあと、ネモフィラ畑、ひまわり畑、コスモス畑と変わっていきます。花畑の中で、どこか遠くまでツーリングに来たような気分に浸ったあとは、愛知牧場の手作りジェラートも堪能。コクがあるけれどさっぱり、後味もいい人気スイーツです。

 

昼食なら、隣接する東名高速道路の東郷PAで松屋の牛めし(450円)を食べるのも面白いです。高速道路のパーキングエリアで食事をすれば、それだけでなんちゃって高速ツーリング気分。東郷PAのぷらっとパークにバイクを停め、下道から歩いて東郷PA内に入れます。

 

※東名高速を利用して東郷PA内にバイクを停め、そこから愛知牧場を観光するのは認められていないので注意を。


愛知牧場の丘に広がる季節の花畑。12月中旬から4月中旬までは菜の花畑のシーズン
愛知牧場の丘に広がる季節の花畑。12月中旬から4月中旬までは菜の花畑のシーズン