冬季ツーリングの目的地としても良し
刈谷(かりや)ハイウェイオアシスは、伊勢湾岸自動車道の刈谷パーキングエリアと岩ケ池公園が一体となっている複合施設で、高速道路からも一般道からもアクセスできるレジャーエリア。天然温泉や遊園地、産直市場、そして名物グルメ店いっぱいのフードコートなどがあって、中部エリアで抜群の集客数を誇っている人気スポットとなっています。高速道路の休憩で訪れたライダーも多いと思いますが、寒い時期はココ自体を目的地に走り出しても面白そう。気温が低くても極近場の刈谷ハイウェイオアシスまでなら出かける気になるはずです。
名古屋からなら、まずはR1で豊明市に進み、前後町交差点からR23に南下して、豊明ICへ。ここから伊勢湾岸自動車道に入り、東に4.5kmほど高速道路を走れば、刈谷ハイウェイオアシスに到着。バイクを刈谷PA(上り)の駐輪場に停めたら、足湯で冷えた身体を温めたり、観覧車のシースルーゴンドラを体験してみたり・・・。名物グルメなどで昼食をとったあとは、再び伊勢湾岸自動車道を走って最寄りのICで降りても良し、そのままツーリングを続けても良し。片道約20kmのコース。
あっと言う間に目的地に到着
豊明ICから伊勢湾岸自動車道に入って東に進むと、ほんの2〜3分で前方に小さく観覧車が見えてきます。それが刈谷ハイウェイオアシスのランドマークでもある高さ約60mの観覧車。すぐにハイウェイオアシスの案内標識が出てくるので、本線を外れ刈谷PA(上り)へ。ちなみに、反対方向からアクセスして刈谷PA(下り)に入っても、敷地内を徒歩で行き来できるので上り線でも下り線でも問題なし。また、高速道路を走れない125cc以下のライダーは、マップを参照して一般道から入る駐車場を利用してみて下さい。
トイレ休憩だけじゃもったいない
刈谷PA(上り)に入ったら、バイクは屋根付きの二輪専用パーキングに駐輪。目の前には上りパーキングエリアの商業施設。そして西方向に下りパーキングエリアの商業施設があって、その真ん中にハイウェイオアシスのセントラルプラザや観覧車、温泉、公園等があるという作り。これらの施設は東西約600mのプロムナードでつながっているので、人は歩いて自由に行き来できます。初めての人は各施設内を見て回るだけでも楽しい体験。100円で利用できる足湯スペースもあるので、まずはここで冷えた身体を温めるのもいいかも。
ご当地グルメは選び切れないほど
パーキングエリアやセントラルプラザの建物内には名物グルメの店がいっぱい。ザ・めしやの鯱(しゃちほこ)丼や鶏三和の名古屋コーチン親子丼、南知多のえびせんべいの里、豊橋のヤマサちくわ、伊勢の虎屋ういろ、柿次郎の牛めし、藤田屋の大あんまき、奥三河茶寮の天むすなどなど、地元を中心とした名物グルメに目移りしそう。伊勢の赤福餅までココで売っています。また、フードコート内にいきなりステーキも入っているので、この際、がっつりステーキでエナジーチャージという手もあり。
刈谷ハイウェイオアシスを出たら次は・・・
せっかくなので、隣接する岩ケ池公園もチェック。ここはメリーゴーラウンドやゴーカートなどが人気のファミリースポットですが、童心に返ってライダーが乗ってみてもOKです。そして、ランドマークの観覧車も岡崎平野を見下ろせる貴重な機会なのでぜひ(600円)。イスも床も壁も透明のシースルーゴンドラが4台分あって、まるで空中に浮いているような感覚で1周約12分の空の旅が楽しめます。帰りは伊勢湾岸自動車の最寄りのICで降りて引き返しても良いし、伊勢湾岸自動車をそのまま進んで東名高速や新東名、あるいは東海環状自動車道に入って、さらにツーリングを続けるのも良いでしょう。