ひるがの高原方面へ最高の抜け道
やまびこロードは、岐阜県郡上市内をはしる37kmほどの農村道で、R156の郡上大和からひるがの高原方面に抜ける裏道としてライダーがよく使うルートです。定番は、R156でそのまま白鳥を経由してひるがの高原方面に行くか、高速道路の東海北陸自動車道を使うのですが、ツウなライダーは、アップダウンに富んだ気持ちの良いワインディングロードになっているやまびこロードを選択。単調な国道や高速道路を行くよりずっとツーリングが面白くなります。
名古屋からなら、まずはR156で岐阜県美濃市まで進み、そのまま長良川沿いに続くR156を北上。郡上八幡を越え、9kmほど先の下剣南交差点で右折したら、ここからがやまびこロード。右折してすぐにある道の駅・古今伝授の里やまとが目印。昼食なら、やまびこロードの途中にある道の駅・白尾ふれあいパークで。再びやまびこロードを走り、牧歌の里の横を通り過ぎて、R156に突き当たれば終点。右折し、そしてR156沿いのひるがの高原スキー場で休憩。
美濃市からR156で北上
長良川沿いのR156は交通量の多い幹線道路ですが、信号が少なめで流れは良いです。郡上八幡からずっとこのR156を北上し、白鳥経由でひるがの高原方面に進むライダーも多いですが、途中、R156を外れて白鳥を迂回し、ひるがの高原方面に抜けるのがやまびこロード。郡上八幡を過ぎてさらに9kmほど北上すると、郡上大和の下剣南交差点が出てくるので、ここで右折してやまびこロードに入ります。まずは、300mほど先にある道の駅・古今伝授の里やまとでトイレ休憩。
休憩が済んだら、さっそくやまびこロードをラン
最初はのどかな田園地帯が続きます。やがて山間部の農村地帯、高原の別荘地帯など、どんどん違う風景に変化していくのがやまびこロードの楽しいところ。道もアップダウンあり、ヘアピンカーブありのワインディングロードで、バイク操作が面白いです。一部、路面の悪い箇所もありますが、全体的にはよく整備されているうえ、交通量が少なく、また追い越しも可なのでハイペースで進んで行けるのがグッド。途中、信号は1箇所のみ。その気になればほぼノンストップで走り抜けられます。
最後はR156に突き当たる
やまびこロードは街道の愛称で、県道名としては県道317、県道82、県道316、県道321と変わっていきます。でも、やまびこロードの表示はグーグルマップにも載っているし、実際の道にも案内看板が立っているので迷わずに進めるはず。途中、県道82沿いにある道の駅・白尾ふれあいパークで休憩。タイミングが合えば昼食も・・・。喫茶チェリーのケイちゃん定食(1000円)は美味しくてライダーに人気です。再びやまびこロードを走り、牧歌の里を過ぎてさらに北上を続けると、やがてR156に突き当たります。ここがやまびこロードの終点。
やまびこロードからさらにツーリングを続けよう
やまびこロードからR156に出たら、700mほど先のひるがの高原スキー場で休憩。夏季はゲレンデの緑の草原が気持ち良いです。駐車無料だし、レストラン等も営業しているので、ここはツーリングライダーの休憩ポイントのひとつ。ちなみに、やまびこロードの途中で寄れる東海北陸自動車道のひるがの高原サービスエリアも、SA外の無料駐車場にバイクを停めて歩いてSA内に入れるので、ここを休憩ポイントとするライダーもけっこういます。また、ひるがの高原サービスエリアのスマートICを使って東海北陸自動車道に入り、高速ツーリングに移る手もアリです。