養老公園 (岐阜県養老町)


養老の滝へプチツーリング

麓の駐車場から約1km、養老公園内にある養老の滝まで登る
麓の駐車場から約1km、養老公園内にある養老の滝まで登る

いまは1年で一番日が短い時期。こんな時は早く帰れるプチツーリングがイイ。ということで、近場の岐阜県養老町の養老公園へ。バイクを下りて公園内の有名な養老の滝まで登って行くと、この時期でも身体はポカポカ。さらに巨大な現代アートである養老天命反転地の中を散策してジワリと汗をかき、最後は焼肉に舌鼓・・・。短い時間ながら身体を動かして楽しめる充実したプチツーリングコースです。


おすすめコース

名古屋からまずは西へ向かい、木曽三川公園方面へ。木曽川、長良川、揖斐川の三川を渡ったらR258に突き当たるので右折。11kmほど北上して駒野交差点で県道56へ。そして8.5kmほど進めば養老公園に到着します。養老公園東交差点から入って有料駐車場に駐輪したら、1kmほど登山道を歩いて養老の滝を観光。せっかくなので公園内の養老天命反転地も体験。昼食は県道56沿いの店で焼肉など。片道約50kmのプチツーリングコースです。


県道56号を北へ。正面に見えるのは養老山麓
県道56号を北へ。正面に見えるのは養老山麓

養老山の養老の滝から麓まで続く広大な県営公園

木曽三川を渡ってR258から県道56へと北上していくと、すぐに養老公園に到着です。養老公園東交差点で左折すると突き当たりが有料駐車場。クルマ、バイクとも駐車料300円ですが、バイクなら300円の1枠に2、3台停めてもOK。そこから徒歩で養老の滝まで1kmほどプチ登山。けっこう大変ですが、土産物屋を覗いたり、沢の景色を楽しんだりしながらマイペースで歩いて行きます。ちなみに登山道の途中に置いてある熊除けの鈴の付いた杖を借りるとかなり楽。

フウフウ言いながら歩いて、養老の滝に到着
フウフウ言いながら歩いて、養老の滝に到着

誰でも登れる道ですが、息が切れます

登山道を登っていくと息が切れてきますが、身体はポカポカ。道が整備されているので、ライダーブーツでも楽に歩けます。登り切ったところが養老の滝。親孝行の息子の願いで水が酒に変ったというあの伝説の滝です。落差32m、幅4mで冬でも水量があって見応えアリ。近くにおみくじ(200円)もあるので、運試しなど・・・。下りは養老神社に寄って菊水泉の水をゴクリ。はたして酒に変っている? 売店で売っている名物の養老山麓サイダー(200円)で喉を潤すのも良し。

巨大な現代アート、養老天命反転地の中を散策
巨大な現代アート、養老天命反転地の中を散策

1度は体験して欲しい養老天命反転地

駐車場まで戻ったら、さらに公園内を歩いて、養老天命反転地(ようろうてんめいはんてんち)へ。入場料750円。これは名古屋出身の荒川修作氏とパートナーのマドリン・ギンズ氏の巨大な現代アートで、作品の中を散策出来るというのが画期的。しかもわざと平衡感覚が狂う作りになっていて、気を抜くと転落して大事故になりそうなのがスゴイ。冷や汗をかきながら出口を抜けると、緊張が解けてホッ。この感覚、バイクでワインディングを攻めて無事走り終えた感じに似てます。


養老公園で見つけた
養老神社の菊水泉の水。飲んでみるのは自己責任で
養老神社の菊水泉の水。飲んでみるのは自己責任で
記念に養老山麓サイダーを。養老山麓の天然水使用
記念に養老山麓サイダーを。養老山麓の天然水使用
養老天命反転地を体験。ハイヒールでは超危険
養老天命反転地を体験。ハイヒールでは超危険


飛騨牛の串焼き。養老うまいもん広場の出店で
飛騨牛の串焼き。養老うまいもん広場の出店で

焼肉街道で飛騨牛や養老山麓豚をジュ〜

駐車場に戻って、バイクで県道56に出たら北進。この県道56は通称、養老焼肉街道と呼ばれていて、道沿いに行列の出来る人気の焼肉店が点在しています。ネットでチェックして気に入った店で昼食を・・・。今回は養老公園から2kmほど走ったところにある養老ミート本店の養老うまいもん広場で焼肉。土日祝のみ営業ですが、隣りの養老ミート本店で好きな肉とタレを買い、養老うまいもん広場のバーベキュー場でジュ〜。1人でも可。利用料は800円ナリ。出店で売っている飛騨牛の串焼き(700円)とか、飛騨牛入りフランクフルト(300円)などもイケる味です。さあ、こんな冬のプチツーリングへ、出発!